洗剤は入れすぎ注意！意外と知らない「海へ…」「森と…」の正しい使用量

洗濯用洗剤として販売されている、がんこ本舗の「海へ…」「森と…」。
洗濯をする際は、正しい使用量を守ってお洗濯しているでしょうか？
洗濯一回で使用する洗剤の量が少ないので、不安になって既定の使用量よりも少し多めに洗剤を入れて洗濯している場合もあるのではないでしょうか？

洗剤は、入れれば入れるほど洗浄力が上がるわけではありません。
むしろ、入れすぎることによるデメリットもあるのです。
適切に使用するために、「海へ…」と「森と…」の正しい洗剤の使用量をご紹介します。

洗剤の使用量

縦型洗濯機の場合

縦型洗濯機の場合は、水量に対して洗剤を投入します。

水量が30Lであれば、洗剤は5ml（約5g）投入してください。
45Lであれば6ml（約6g）、55Lであれば7ml（約7g）、65Lであれば8ml（約8g）のように、水量が10L増えるごとに洗剤を1ml（約1g）追加します。

洗剤の投入量	5ml	6ml	7ml	8ml
水量	30L	45L	55L	65L

縦型洗濯機は、洗濯機の中で渦を作り出し、水流の力で汚れを落とす洗濯方式です。
衣類を詰め込みすぎると、洗濯槽の中で衣類が動く隙間がなくなり、汚れが落ちにくくなります。
また、後述する洗剤残りの原因にもなります。
洗剤の効果を十分に発揮するには、洗濯物を詰め込みすぎないようにしましょう。

ドラム式洗濯機の場合

ドラム式洗濯機の場合は、洗濯物量に対して洗剤を投入します。

洗濯物量が2kgであれば、洗剤は5ml（約5g）投入してください。
4kgであれば6ml（約6g）、5kgであれば7ml（約7g）、6kgであれば8ml（約8g）のように、洗濯物量が1kg増えるごとに洗剤を1ml（約1g）追加します。

洗剤の投入量	5ml	6ml	7ml	8ml
洗濯物量	2kg	4kg	5kg	6kg

ドラム式洗濯機は、衣類をドラム内に叩きつけ汚れを落とす、たたき洗いと呼ばれる洗濯方式です。
少ない水量で洗濯するので、洗剤が濃くなりがちです。
がんこ本舗公式でも、ドラム式洗濯機の場合は、すすぎを1回することを推奨しています。

海へ…と森と…を正しく使うコツ

すすぎ0の目安

現在販売されている「海へ…Fukii」「森と…Fukii」、1世代前の「海へ…Step」「森と…Step」はすすぎ0回でご使用いただけます。
しかし、場合においてすすぎを推奨することもあります。

すすぎなしで洗濯できる場合

すすぎを1回推奨する場合

「海へ…Fukii」「森と…Fukii」、1世代前の「海へ…Step」「森と…Step」は、お肌への安全性試験を行なっているので、すすぎ0回でもご使用いただけます。
しかし、お洗濯の状況というのは常に同じではないので、すすぎの回数はその都度必要に応じて調整してください。

1mlって何g？

がんこ本舗の洗剤は一部商品を除き、g単位で販売されています。
洗剤の投入量はml表記なので、mlとgを変換する必要があると思われますが、1ml＝約1gと考えて大丈夫です。

• 千年ボトル ポンプ式
• おさかなボトル
• 海へ…Step ポンプ付きボトル ※メーカー生産終了品

こちらのがんこ本舗から発売されている専用ボトルは、1プッシュで1ml（約1g）排出されるように設計されています。

洗剤の入れすぎに注意

洗剤を入れれば入れるほど洗浄力が上がると思われがちですが、ある一定以上を超えると洗浄能力はそれほど上がりません。
少ない場合は洗浄能力が十分に発揮されない場合がありますが、逆に入れすぎることによるデメリットもあります。
洗濯したのに、服に白っぽい粉がついている、汚れのようなシミができている場合は、洗剤が衣類に残留している可能性があります。
汚れを落とすといっても、洗剤も油の仲間です。
せっかく洗剤で汚れを落としても、洗剤という油がお洋服に残ってしまい、かえって汚れてしまう場合もあります。

一回の使用量が少ない洗剤なので、不安になって少し多めに投入する場合もあると思いますが、洗剤残りが発生する場合もあるので、使用量を守って使用することを心がけましょう。